防府市エステ 健康の鍵 大切な腸のお話 3

2020/05/09 ブログ
腸内環境のイメージ

こんにちはwink 腱引きサロンLumineですheart

本日は、健康の鍵! 大切なのお話 第3弾です!!

腸の健康について学んでいきましょう。

 

腸内環境が悪いと病気になるの?  その②

 

【アレルギー反応】

皆さんの身体には、「免疫」と呼ばれるウィルスや病気の原因となるものから身体を守ろうとする仕組みがあります。

この防御システムは、人間の進化と共に発達してきたもので、太古から何かしらの病原菌に感染し、それに対処するように進化してきました。

しかしながら、病気の原因となる物質が減少した現在では、その免疫システムだけが残り、過剰に反応してしまい別の問題を引き起こしているのです。

例えば、

昔は結核菌や緑膿菌等の病原菌や寄生虫等にも感染しました。

しかし、現在では結核菌や緑膿菌等も減り、寄生虫に感染する事例も極めてまれになりました。

そしていままで攻撃の対象としていたものがなくなると、免疫システムは別のものを攻撃し始めるということが起こり始めました。 

それが、花粉症アトピー性皮膚炎症等です。

 

【免疫力は強すぎても弱すぎてもダメ!!】

 

簡単に言うと、これまで排除してきた物質によく似たスギ花粉等を免疫システムが勘違いして大暴れしているということです。

免疫は、健康に過ごすうえでは必要不可欠なものですが、過剰に反応して逆に健康を阻害するものにもなるのです。

 

【リンパ球とアレルギー反応】

免疫機能として、リンパ球が関わっていることを第1章の「腸と免疫の深い関係」で触れましたが、リンパ球を細かく分類していくとその中に「TH1細胞」「TH2細胞」という細胞があり、これらがアレルギー反応に大きく関与していることが解明されています。

腸内の環境を整えることが、このTH1細胞とTH2細胞のバランスを整えることになり、アレルギーを改善する可能性があることもわかってきています。

 

〜善玉菌の役割〜

善玉菌には様々な働きがあり、アレルギー症状を改善に向かわせる働きをします。

●病原菌を排除する。

●免疫の正常な機能を助ける

●ミネラル・ホルモン物質をつくる

●消化・吸収を助ける

●ホルモンバランスを整える

●有害物質を分解・排除する

●TH1細胞とTH2細胞のバランスを整える

 

 

【腸のお手入れは、お肌のお手入れ】

腸内に便を滞留させないことが重要だと第2章の「食事性毒血症」でも触れましたが、腸内環境は病気だけでなくお肌にも影響します。  

肌がトラブルを起こすプロセスには、肝臓が大きく影響しています。

便秘等で腸内に食べ物が長く溜まり過ぎてしまうと、硫化水素アンモニア等の有害物質が発生し、腸から吸収され血液によって全身に運ばれていきます。

その有害物質を含む血液が大量に肝臓へ運ばれると、肝臓の機能低下の原因となります。

これらの有害物質以外にも、私たちは加工食品に含まれる添加物等、体にとって良くない物質を知らず知らずのうちに腸から取り込んでしまっています。

私たちの肝臓は、それらを代謝・分解して無害化する働きをします。 しかし、大量に流れ込むと肝臓に負担がかかり、代謝・分解しきれなくなってしまうのです。

 

肝臓には、もともと「Lシステイン」というアミノ酸が含まれていて、肌の健康や美しさの鍵を握っています。

「Lシステイン」は肝臓の解毒作用や皮膚の代謝に関係し、皮膚の色素沈着をもたらすメラニンの生成を抑える作用や、体内への排出を促す作用があります。

 

つまり、肝臓の機能が低下すると肌にメラニンが停滞しやすくなり、シミソバカスくすみといった肌のトラブルが現れやすくなるのです。 

さらにホルモンバランスも崩れ、皮膚が紫外線等の外部からの刺激を受けやすくなるため、肌のコンディションを悪化させる原因になります。

 

腸の健康➡︎肝臓の健康➡︎肌の健康とつながっています。

 

腸内環境を整え、有害物質を身体の中に停滞させずに肝臓に負担をかけないようにすることが、結果としてお肌のお手入れになるのです。

 

さあ!

  腸の健康を見直しましょう!