防府市エステ健康と美容のために注目したい3つの巡り 血管と血液2

2020/06/22 ブログ
血管のイメージ

こんにちはsmiley

腱引きサロンLumineです♪

今日は、血管と血液についてのお話 第2弾です。

 

血管を若々しく保つ一酸化窒素

血管の中には、血液の巡りをよくする機能が備わっています。

そのひとつが「一酸化窒素」の存在です。

一酸化窒素とは、血管内皮細胞の中で体内にもともと存在するアミノ酸の一種アルギニンが、同じアミノ酸のシトルリンに変化する過程でつくり出される物質です。

その働きは血管を拡張し、血流を促す作用や、詰まり、血管壁のダメージを修復するなど、血管の老化を防ぐ大切な役割があります。

アルギニンから変化したシトルリンは、その後、再びアルギニンに戻り、またシトルリンへ変化する一連のサイクルを繰り返すことで、血管の中では常に一酸化窒素がつくり出され、血管の健康が保たれています。

 

一酸化窒素を増やす「シトルリン」に注目

本来、シトルリンもアルギニンも体内でつくり出されるアミノ酸ですが、加齢や多くのストレス要因で過剰に発生する活性酸素の影響を受け、その量は徐々に減少し、同時に一酸化窒素をつくり出す力も低下していきます。

そこですこやかな血管維持のためにも、一酸化窒素の合成に関わるシトルリンとアルギニンを外から積極的に補ってあげることが重要です。

とくに注目したい点は・・・

シトルリンを摂取した時の利用効率の高さです。

まずアルギニンは、本来、細胞の材料や細胞活動のエネルギー源になるタンパク質をつくるアミノ酸として働くため、一酸化窒素をつくり出す前に、さまざまな場所で利用されてしまいます。

その反面、シトルリンは、アルギニンと同じアミノ酸の一種でありながら、タンパク質をつくらない遊離アミノ酸に分類されるため、一酸化窒素の合成に効率よく利用されるという利点があります。

さらに、遊離アミノ酸は、血液にのって体内を常に巡り、必要なときに必要な場所で素早く働くことができるすぐれたアミノ酸でもあります。

普段の生活習慣の見直しとともに、バランスの良い食事や抗酸化、抗糖化に役立つ食材選びなどを意識することで血管の健康が守られます。

また、血管を送り出すポンプ役の筋肉を鍛える適度な運動も欠かせません。

せっかく補った栄養素や抗酸化物質も、血液の巡りが悪い状態では全身の細胞にくまなく届けることができないからです。

 

《動脈硬化のメカニズム》

血中にコレステロール中性脂肪などが多くなると、血液がドロドロになり、血管壁を傷つけています。

 

傷ついた血管壁からコレステロールや中性脂肪が内膜に入り込み蓄積。血液の流れが悪くなります。

 

内膜にコレステロールなどが溜まり過ぎると血管壁が破れ、修復するために血栓ができ、血管を塞いでしまいます。

 

常に巡りの良い身体の状態をキープしましょう♪