防府市整体腰痛肩こり改善肘関節脱臼
こんにちは
腱引きサロンLumineです♪
本日は、肘関節の脱臼についてお伝えします
【肘関節の脱臼の種類】
肘関節の脱臼とは・・・
上腕骨と前腕骨(橈骨と尺骨)で形成されている
肘関節で発生する脱臼のことです!
肘関節脱臼のほとんどが『後方脱臼』です!
転倒などの手をついた際に発生します!
その他に・・・
『前方脱臼』 『側方脱臼』 『分散脱臼』
と種類があります!
肘関節脱臼の場合・・・
合併損傷として、神経損傷や骨折を
伴うケースも少なくありません!
【後方脱臼の原因と症状】
《脱臼の原因》
肩関節脱臼の次に多く発生する肘関節脱臼は
転倒などよって手をついた際に
発生します!!
《脱臼の症状》
●肘関節部の強い痛み
●肘周辺の腫れ
●肘関節の屈伸運動が出来ないなどの運動制限
●指先の感覚が鈍い
●じっとしている時の痛み
などの症状が現れます。
【後方脱臼時の外見確認】
■肘関節の屈曲角が30〜40度程度。
■ヒューター三角の乱れが確認できます。
■肘頭の後方突出によって、上腕三頭筋腱が
索状に見えます。
脱臼時に肘頭の位置が高くなります。
※ヒューター三角とは・・・
上腕骨の内側上顆と外側上顆と肘頭を
繋いだ三角形をいいます。
【後方脱臼の合併症】
◆骨折(内側上顆、尺骨鉤状突起、橈骨頭)
◆橈骨動脈の損傷又は圧迫
◆尺骨神経または正中神経の損傷
◆側副靱帯損傷(特に内側側副靱帯)
◆外傷性骨化性筋炎
などがあります。
受傷後6〜8時間以内に整復作業を
実施しなかった場合には・・・
神経や血管の圧迫によって麻痺や循環障害などを
引き起こす可能性が高まります!
受傷後の処置が大切です!!
【後方脱臼の整復とその後】
脱臼の整復処置は・・・
受傷後なるべく早く実施することが望ましいです!
整復時に合併損傷が疑われる場合・・・
無理に動かさないで、骨折の疑いがないか
レントゲン検査でのチェックをしてください。
《整復後 1週間》
肘関節の運動制限のために固定具を用いて
患部の固定を実施します。
《整復後 2〜3週間》
三角巾やサポーターを使用し、自動運動の
リハビリを開始していきます!
後方脱臼を受傷した際は、
あわてず冷静に
正しい知識の元で
行動していきましょう!!