防府市整体腰痛肩こり改善肘関節脱臼

2021/09/07 ブログ
肘関節の脱臼

こんにちはlaugh

腱引きサロンLumineです♪

本日は、肘関節の脱臼についてお伝えしますheart

 

【肘関節の脱臼の種類】

肘関節の脱臼とは・・・

 

上腕骨と前腕骨(橈骨と尺骨)で形成されている

肘関節で発生する脱臼のことです!

 

肘関節脱臼のほとんどが『後方脱臼』です!

転倒などの手をついた際に発生します!

 

その他に・・・

『前方脱臼』 『側方脱臼』 『分散脱臼』

と種類があります!

 

肘関節脱臼の場合・・・

合併損傷として、神経損傷や骨折を

伴うケースも少なくありません!

 

 

【後方脱臼の原因と症状】

《脱臼の原因》

肩関節脱臼の次に多く発生する肘関節脱臼は

転倒などよって手をついた際に

発生します!!

 

《脱臼の症状》

●肘関節部の強い痛み

●肘周辺の腫れ

●肘関節の屈伸運動が出来ないなどの運動制限

●指先の感覚が鈍い

●じっとしている時の痛み

などの症状が現れます。

 

 

【後方脱臼時の外見確認】

■肘関節の屈曲角が30〜40度程度。

■ヒューター三角の乱れが確認できます。

■肘頭の後方突出によって、上腕三頭筋腱が

索状に見えます。

 

脱臼時に肘頭の位置が高くなります。

 

※ヒューター三角とは・・・

上腕骨の内側上顆と外側上顆と肘頭を

繋いだ三角形をいいます。

 

【後方脱臼の合併症】

◆骨折(内側上顆、尺骨鉤状突起、橈骨頭)

◆橈骨動脈の損傷又は圧迫

◆尺骨神経または正中神経の損傷

◆側副靱帯損傷(特に内側側副靱帯)

◆外傷性骨化性筋炎

などがあります。

 

受傷後6〜8時間以内に整復作業を

実施しなかった場合には・・・

 

神経や血管の圧迫によって麻痺や循環障害などを

引き起こす可能性が高まります!

 

受傷後の処置が大切です!!

 

【後方脱臼の整復とその後】

脱臼の整復処置は・・・

受傷後なるべく早く実施することが望ましいです!

 

整復時に合併損傷が疑われる場合・・・

無理に動かさないで、骨折の疑いがないか

レントゲン検査でのチェックをしてください。

 

《整復後 1週間》

肘関節の運動制限のために固定具を用いて

患部の固定を実施します。

 

《整復後 2〜3週間》

三角巾やサポーターを使用し、自動運動の

リハビリを開始していきます!

 

後方脱臼を受傷した際は、

あわてず冷静に

正しい知識の元で

行動していきましょう!!